6月18日(日)大江戸骨董市 09:00-15:00
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【北欧アンティーク民藝】スウェーデン 19世紀 スヴェープアスク(曲げ木箱) - 時を超えた黒
¥50
SOLD OUT
北欧、特にスウェーデンの素朴な暮らしの中で長く愛用されてきた伝統的な木工品、スヴェープアスク (svepask) をご紹介します。これらのユニークな曲げ木製の容器は、スウェーデンの田舎で人々の日常生活に不可欠な道具であり、伝統的な スロイド (slöjd) すなわち手工芸 の精神と創意工夫を体現しています。 この特定のスヴェープアスクは19世紀に製作されたものと考えられます。元々は木材本来の風合いを活かした仕上げだったと考えられますが、おそらく20世紀初頭に深い漆黒に塗り替えられました。これは当時の家庭で流行した美意識や、特定の用途への適応を反映しているのかもしれません。 手仕事ならではの完全に均一ではない形、円形でありながらもわずかに揺らぎのある形状が、大量生産品にはない温かみと個性を与えています。サイズは円周が約17.6cmから18cm、高さが約10cmです。使い込まれて擦れた漆黒の表面からは、下地の木材の色がわずかに覗き、独特のパティナ(古艶)と奥行きのある表情を生み出しています。このような本物の使い込みによる風合いは、アンティークの民芸品において高く評価されます。 この小さな箱は、単に日用品を収めるだけでなく、空間に静かな存在感を放ちます。北欧の厳しい自然と人々の暮らしの中で育まれた 民藝 (folk art) の精神を感じさせる、唯一無二のディスプレイアイテムとなるでしょう。 商品詳細 • 国: スウェーデン • 年代: 19世紀(黒塗装はおそらく20世紀初頭頃) • サイズ: 円周 約17.6~18cm, 高さ 約10cm • 素材: 木製 • 状態: 経年による傷、シミ、塗装の剥がれが見られます [以前の説明]。完璧な円形ではありません [以前の説明]。オリジナルの木の釘はごくわずかで、多くは後年施された釘による補修跡があります。これらの状態は、この箱が長く大切に使われてきた歴史と、歴史ある民藝品ならではの風合いとしてお楽しみいただけます。 スヴェープアスクの歴史と製作方法 スヴェープアスクの製作には、スヴェープテクニーク (svepteknik) と呼ばれる伝統技法が用いられます。この技術は非常に古くから行われており、木製のスヴェープケール (svepkärl - 曲げ木製容器) の最も古い確実な例は青銅器時代まで遡り、オーストリアアルプスで発見されています。スウェーデンでは、ヴァイキング時代のスヴェープケールの痕跡が見つかっています。ヴァイキング時代のノルウェーの墳墓からも見つかっています。スウェーデンでは鉄器時代に一般的になり始めました。1400年代以降の絵画にも多く見られます。古代エジプトの墓からも約4000年前の例が見つかっています。この技術は中央ヨーロッパから北欧に広がったと考えられています。 スヴェープテクニークでは、丸太から木の繊維の方向に沿って薄い木片(スパーン spån)を注意深く割る という準備工程が重要です。この準備により、木材は割れることなく曲げることが可能となります。木片の厚さは、容器の大きさによって異なりますが、通常は 約2ミリメートルから12ミリメートル程度 です。使用される木材としては、マツ、カバ、ヤナギ、トウヒなどがあります。カバ材は裂けやすく、無味であるため食品容器に適しています。樹皮に近い外側の木材が使われることもあります。秋から冬にかけて木材を伐採すると、曲げる際に粘りが出るとする回答者もいます。裂く際には、裂きナイフと手を使う方法や、手でスパーンを引き裂く方法などがあります。手斧やバンドナイフ(bandkniv)、スカヴェ(skave)といった手工具も用いられます。 木片はその後、蒸気で柔らかくしたり、お湯に浸けたりして柔軟性が与えられます(この技法は バスニング (basning) と呼ばれます)。これにより木材中のリグニンが軟化します。柔らかくなった木片は、型を使って、あるいはフリーハンドで、望みの円形または楕円形に曲げられます 。膝の上で曲げるフリーハンドの方法もありました。木片の両端を重ね合わせて側壁が作られます 。 側壁の継ぎ目は、かつては根(カバの根、トウヒやネズの根)や、木片自体、腱、あるいは鳥の羽根軸などで縫い合わせられていました [以前の説明, 6, 62, 92]。スウェーデン北部ではチェーンステッチ(kedjesömmar)、南部ではスネールイステッチ(snärjsömmar)が使われることが多かったようです。底板はしばしば木の釘で接合されました。特にスウェーデン北部では、底板に段差を作り、そこに側壁をはめ込んで縫い合わせる技法が見られます。一方、南部では底板を側壁の内側に配置して木の釘で固定することが多かったようです。この特定の箱の側面の継ぎ目には、元々は小さな木の釘で固定されていた痕跡が残っており、後年により頑丈な鉄の釘で丁寧に修繕されています。 スヴェープアスクには様々な種類や形があり、大きさや用途も多様です。日用品や食料品(バター、クネッケブロード、粉、塩など)、衣類や身の回りのものを入れるのに使われました。旅行用の箱(färdskrin)としても使われました。液体を入れても漏れないように作ることも可能でした。サーミの人々にとっては、持ち運びが容易であることから、移動式住居(コタ)における唯一の家具として不可欠なものでした。計量容器(målkärl) や、ふるい(siktar) の枠としても作られました。蓋が箱の外側にかぶさる「スヴェープアスク」の他、蓋が側壁の間に収まりロックできる「エスカ(äska)」、取手付きの籠「スヴェープコルグ(svepkorg)」、大型で金具が付いた「スヴェープスクリン/スヴェープキスタ(svepskrin/svepkista)」 などがありました。「エスカ」はかつて女性のハンドバッグとしても使われたそうです。 装飾は様々で、無装飾のものから、彫刻(karvsnitt)、焼き絵、またはペイントが施されたものまであります。南スウェーデンやノルウェーでは焼き付け装飾が人気でした。中スウェーデンでは彫刻や切り込み、動物モチーフも一般的でした。北スウェーデンでは装飾は控えめでしたが、1700年代からはペイントが人気になりました。アンティーク品には、しばしば ローゼモーリング (Rosemaling - バラの絵付け) と呼ばれる伝統的なペイントが施されています。これは地域によって特徴が異なります。装飾は、全面を埋め尽くしたり、自然のモチーフを様式化したり、象徴的なメッセージを込めたりすることがありました。 現代でもスヴェープテクニークは行われており、機械化された工程もありますが、パン皿や収納容器として機能的な役割を持ち、その美学も現代人に評価されています。中世市場やLARP(ライブアクションロールプレイング)コミュニティからの関心もあり、手で木を裂く伝統技法への注目も再び高まっています。ワークショップやコースも開催されています。
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【北欧アンティーク】スウェーデン 18-19世紀 轆轤挽き木製皿
¥50
SOLD OUT
スウェーデンの豊かな自然の中で育まれ、長い歴史を静かに見守ってきた素朴な木工品をご紹介します。こちらは18世紀から19世紀にかけて、北欧の家庭で日々の暮らしに寄り添ってきた、アンティークの木製皿です。 伝統の技と素材の魅力 この皿は、当時の熟練の職人が、木材から丁寧に轆轤を用いて挽き上げた逸品です。機械にはない、手仕事ならではの温かみ と、木材が持つ自然な木目や表情が最大限に活かされています。素材としては、当時の木製皿や箱に広く用いられた、ヨーロパブナ材が考えられます。ヨーロパブナは密度が高く丈夫で、食材の風味を損なわない特性を持つため、古くから食器や容器の材料として重宝されました。 暮らしに深く根差した歴史と背景 木製の皿やボウルは、18世紀頃からスウェーデンの農民の間で一般的になった日常の道具です 。特にスウェーデン南西部のセーハラッドスビーグデン地方(Sjuhäradsbygden)は、古くから木工品の製造が盛んな地域でした。この地域の農民兼行商人「skålaknallarna(スコーラカナラルナ)」は、17世紀から19世紀半ばにかけて、挽き物の皿や箱などを大量に製造し、スウェーデン各地や近隣国に運んで販売することで、これらの木製食器を広く普及させました。記録によると、1771年だけで78,030枚もの木製皿が運ばれたとされます。 当時の農家では、19世紀後半まで お粥,や汁物などの普段の食事を、大きな共同の鉢から家族や共同体で直接食べる習慣が一般的でした。個人の皿は所有していても、日常的には使われず、特別な機会(gillen)にのみ使用されることもありました。 この皿のサイズ、直径約24cmから24.5cmは、当時の一般的な個人の木製皿の直径(19-20cm)よりもやや大きく、盛り付け用の平皿(約28cm)に近いサイズです。これは、単なる個人の食事用としてだけでなく、家族や客人との食事の際に料理を盛り付けたり、あるいはより大きな 共同の鉢を補完する取り皿としてなど、当時の多様な食習慣の中で実用的な器として、人々の営みを見守ってきた歴史を物語っています。 年月を物語る風合いとパティナ この皿は長い年月を経て、使い込まれた道具だけが持つ独特の深い色合いと風合い、そしてパティナ(古艶)を纏っています。表面には、長年の使用による細かな傷や擦れ、シミ、摩耗が見られますが、それこそが本物のアンティークである証であり、唯一無二の魅力となっています。現代の基準では「良い状態」に分類される、アンティークとして自然な状態です。均一でない木目や、手挽きによるわずかな歪みも、工業製品にはない手仕事ならではの素朴な美しさを引き立てています。 現代の空間に新たな物語を 北欧の素朴な民藝品として、現代の空間に温かみを添えるディスプレイに。お気に入りの雑貨を飾るトレーとしても素敵です。一枚の皿に深く刻まれた、過ぎ去りし時代の暮らしの物語を感じて、あなたの日常に新たな彩りを加えてみませんか。 • 国: スウェーデン • 年代: 18-19世紀 • サイズ: 約 直径24cm~24.5cm • 素材: 木製(ヨーロパブナ材) • 状態: 経年による傷、シミ、摩耗、木材の自然な収縮による歪みなどが見られますが、アンティークならではの風合いとしてお楽しみいただけます。
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北欧アンティーク】スウェーデン 18-19世紀 手彫り木製ボウル - 素朴な暮らしの民藝品(鉄補修あり)
¥25,000
スウェーデンの豊かな森から生まれた、素朴で力強い木製ボウルをご紹介します。こちらは18世紀から19世紀にかけて、スウェーデンの農家で日常的に使われていたと考えられている、アンティークの手彫り木製ボウルです。年月を経て刻まれた木肌の表情からは、当時の人々の暮らしが伝わってきます。 北欧の自然と伝統の技 このボウルは、主にスウェーデン南西部のセーハラッドスビーグデン地方(Sjuhäradsbygden)を含む地域で、耐久性があり食材の風味を損ないにくいヨーロパブナ材(赤ブナ "rödbok")を用いて作られたと考えられます。このボウルは、轆轤で挽かれた皿や一部のボウルとは異なり、木材の塊から丁寧に彫り出して 形作られています。手仕事ならではの温かみと、一点ごとに異なる木目や風合いが魅力です。 歴史に深く根差した日常の道具 木製のボウルや皿は、18世紀頃からスウェーデンの農村部で広く使われるようになりました。この時代の農家では、19世紀後半頃までお粥(gröt)や汁物などの普段の食事を、大きな共同の鉢から家族みんなで食べる という習慣が一般的でした。 このボウルのサイズ、長さ約28.5cm、幅約17.6cm、高さ約7~7.7cmは、まさにこのような共同での食事や、あるいはパン生地をこねたり発酵させたりするための実用的な「生地ボウル(パン生地を入れるためのボウル)として、当時の暮らしに根差していたことを示しています。セーハラッドスビーグデン地方の行商人「skålaknallarna(スコーラカナラルナ)」たちは 17世紀から19世紀半ばにかけて、このような木製の挽き物や彫り物を大量に作り、スウェーデン各地や近隣国に運び販売することで、これらの道具を広く普及させました。 年月を物語る風合いと補修跡 このボウルは長い年月を経て、使い込まれた道具だけが持つ独特の深い色合いと風合いをまとっています。表面には経年による使用感や傷が見られますが、それもまた歴史の証であり、古民具としての魅力となっています。 特筆すべきは、側面に確認できる鉄の糸による古い補修跡です。これは、かつてこのボウルが割れてしまった際に、当時の持ち主が大切に使い続けるために施した、伝統的な修繕の痕跡です。このような手仕事による補修跡は、現代の大量生産品にはない、一つ一つの道具が丁寧に扱われていた時代の物語を伝えてくれるものです。割れても捨てずに直して使い続けた、物を大切にする北欧の人々の精神性をも感じさせます。 北欧の素朴な民藝品として、空間に温かみを添えるディスプレイに。また、歴史を物語る古民具として、当時の人々の暮らしに思いを馳せるきっかけとなるでしょう。 • 国: スウェーデン • 年代: 18-19世紀 • サイズ: 約 長さ28.5cm, 幅17.6cm, 高さ7~7.7cm • 素材: ヨーロパブナ材(赤ブナ "rödbok") • 状態: 経年による傷、シミ、木材の収縮によるヒビなどが見られますが、アンティークの風合いとしてお楽しみいただけます。鉄の糸による古い補修跡があります。
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【北欧アンティーク】スウェーデン 18-19世紀木製皿 (Trätallrik) - 素朴な暮らしの民藝品
¥15,000
スウェーデンの長い歴史の中で育まれた、温もりあふれる木工品をご紹介します。こちらは18世紀から19世紀にかけて、スウェーデンの家庭で日常的に使われていたと考えられている、アンティークの木製皿、通称「Trätallrik(トレタッルリク)」です。 伝統の技と厳選された素材 この皿は、主にスウェーデン南西部のセーハラッドスビーグデン地方(Sjuhäradsbygden)「rödbok」(ロッドボーク)と呼ばれるヨーロパブナ材(赤ブナ) を用いて作られました。赤ブナは、密度が高く丈夫で、食材の風味を損なわない特性を持つため、食器に適していました。この皿は、足踏み式の轆轤、「svegsvarv(スヴェグスヴァルヴ)」を用いて、熟練した職人によって丁寧に挽かれています。生木を削ることで、滑らかで美しい表面に仕上げられており、手仕事ならではの温かみが感じられます。木材の持つ自然な木目や風合いがそのまま活かされた素朴な表情が最大の魅力です。 歴史に刻まれた日常の道具 木製の皿や鉢は、スウェーデンでは中世末期には登場していましたが 、18世紀に入ると農民の家庭で一般的になりました 。この皿の直径は約18.5cmから19cmと、当時の赤ブナ材の木製皿の典型的なサイズである19-20cmに近く、まさに当時の食卓で、日々食事が盛られていたであろう実用的なサイズ感です。 セーハラッドスビーグデン地方の行商人、「gårdfarihandlarna(ゴードファリハンドラルナ)」あるいは「skålaknallarna(スコーラカナラルナ)」は、17世紀から19世紀半ばにかけて、このような挽き物(木工旋盤で作られた品物)をスウェーデン各地や近隣国に大量に運び、広く流通させました 。彼らが運んだ品物の中には、年間数十万枚もの木製皿が含まれていました。 当時の農家では、普段の食事は共同の鉢から直接食べていたという記録もありますが、このサイズの皿は特別な集まり("gillen")だけでなく、日常の食事でも個人用の皿として使われることが増えていったと考えられています 。多くの皿には、所有者を示すイニシャルや家紋("bomärke")が刻まれ、識別のために使われました。この皿にも二つの印はあります。木製皿は19世紀後半から20世紀初頭にかけて徐々に使われなくなり、現代では貴重なアンティーク品、古民藝として高い価値を持っています。 手仕事の温もり、時を経た木肌の深い味わい、そして北欧の素朴な暮らしに思いを馳せることのできる、貴重な一品です。お部屋のディスプレイや、テーブルコーディネートのアクセントとしていかがでしょうか。 •国: スウェーデン •年代: 18-19世紀 •サイズ: 約 Φ18.5cmから19cm •素材: ヨーロパブナ材(赤ブナ "rödbok") •状態: 経年による傷、シミ、歪みなどが見られますが、アンティークの風合いとしてお楽しみいただけます。
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18-19世紀スウェーデンの木皿です
¥16,000
スウェーデンの18-19世紀の足踏み轆轤で作られた木皿です。家の焼き印付きせす。いい感じで欠けてあります。 ■国:スウェーデン ■年代:18-19世紀 ■サイズ:約 Φ18.7-19.5㎝ ■素材:ヨーロパブナ ■状態:経年によるキズや擦れ、汚れはあります
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18-19世紀スウェーデンの木のボウル。
¥18,000
スウェーデンの18-19世紀の足踏み轆轤で作られた木のボウルです。 ■国:スウェーデン ■年代:18-19世紀 ■サイズ:約 Φ23.3-23.6cm 高さ6.5-7cm ■素材:ヨーロパブナ ■状態:
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【希少なスウェーデンアンティーク】19世紀 異素材組み合わせの木箱 - 旋盤製ベースとベントウッド製蓋 (スウェープアスク)
¥50
SOLD OUT
19世紀のスウェーデンより届いた、少し変わった、しかし非常に魅力的な木箱をご紹介します。北欧の伝統的な木工技術が組み合わさった、他に類を見ない一品です。 歴史と技術の融合 この木箱の下の部分は、古くから伝わる足踏み轆轤(ろくろ)によって作られた、見事な円形の旋盤細工です。対照的に、蓋の部分はスウェーデンに古くから伝わる伝統技術である「スウェープアスク(Svepask)」の技法(ベントウッド、曲げ木)を用いて作られています。 スウェープアスクの技法とは、薄く割いた木材を、温水で柔らかくしたり蒸したり(Basning - バスニング)して 柔軟な状態にし、円形や楕円形に曲げ加工するものです。その両端を重ね合わせ、根の繊維や木の釘などで固定して容器の胴体や蓋を作ります。スウェープアスクは、バターや衣類、個人的な持ち物など、様々なものを収納するための日用品としてスウェーデンの各地で作られていました。 この木箱の場合、元々の木箱の蓋(おそらくベースと同様の旋盤製)が壊れてしまったのでしょう。そこに、当時の職人が身近で一般的だったスウェープアスクの技術を用い、代替の蓋を製作したと考えられます。これにより、一つの箱に異なる時代の必要性や技術が共存する、独特な風合いと歴史が刻まれました。 特徴 特筆すべきは、旋盤製の下部とスウェープアスク製の蓋、どちらの内側にも類似した美しい赤色の彩色が施されている点です(※内側の赤色に関する情報は、提供された歴史資料には記載されておらず、本品の固有の特徴です)。この赤色は、かつてこの箱が大切に使われ、彩られていた名残かもしれません。 サイズは、旋盤製の下部が直径約8.5cm、そしてスウェープアスク製の蓋は直径約9.7cmです。全体高さは約4.9cmで、直径7cm、高さ3cm程度の小ぶりな物、例えば小さな「おちょこ」などを収めるのにちょうど良いサイズ感です。スウェープアスクは、個人の所有物や裁縫道具などを入れるためのシンプルな入れ物としても使われていました。 異なる技術と歴史が織りなすこの木箱は、単なる古い道具ではなく、使い手の工夫や職人の技術、そして時代の流れを感じさせる、ストーリーのある北欧古民藝品です。アンティークやフォークアートのコレクションに、またお部屋のディスプレイに、特別な存在感を添えるでしょう。 商品詳細 •国: スウェーデン •年代: 19世紀 •サイズ: 約 Φ9.7㎝ (蓋の直径) 高さ4.9cm •素材: 木材 •状態: [アンティーク品としての状態を記載 - 例:時代の使用感や傷が見られますが、構造的な問題はなく、アンティーク品として良い状態です。画像をよくご確認ください。]
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スウェーデン、19世紀の木製ボウル
¥15,000
長い年月を経た美しい風合いが魅力の、19世紀スウェーデン製の木製ボウルをご紹介いたします。 北欧の暮らしに根付いた手仕事の温もり 約14.6~15cmの直径と、5.7~5.9cmの高さを持つこの木製ボウルは、使い込まれたパティーナ(古色)が、その長い歴史と時を超えた魅力を物語っています。 職人の手仕事が息づく逸品 足踏み式のろくろを用いて、熟練の職人が一つひとつ丁寧に作り上げたこのボウルは、大量生産では決して生み出せない、温かみと手仕事ならではの味わいに溢れています。 古き良き時代の息吹を感じる一品 北欧の古民藝ならではの素朴さと、時を経た木の質感は、現代の暮らしにも自然と溶け込み、空間に落ち着きと安らぎをもたらします。 ■国:スウェーデン ■年代:19世紀 ■サイズ:約 Φ14.6-15㎝ 高さ5.7-5.9㎝ ■素材:ヨーロパブナ ■状態:
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アンティーク木のボウル、印付き
¥18,000
19世紀スウェーデンの小さな木ボウル。裏にはKの印彫られてあります。 ■国:スウェーデン ■年代:19世紀 ■サイズ:約 Φ15.3-15.7㎝ 高さ5-5.4㎝ ■素材:木材(多分ヨーロパブナ) ■状態:
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18世紀スウェーデンの木皿
¥50
SOLD OUT
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アンティーク パナマ クナ族 ヌチュ (魔除け彫刻)
¥52,000
アンティーク パナマ クナ族 ヌチュ (魔除け彫刻) こちらはパナマの先住民族であるクナ族が制作した、19世紀末から20世紀初頃のアンティーク彫刻「ヌチュ」です。ヌチュは 魔除けや癒しの力を持つ とされており、 壊れた物のみ が売買されると伝えられています。 ■国:パナマ ■年代:19世紀末から20世紀初頃 ■サイズ:約 高さ31,8cm 横幅9cm 奥行7,5cm ■素材:木材 ■状態:経年によるキズや擦れ、汚れはあります
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アンティーク宝箱
¥48,000
■国:スウェーデン ■年代:19世紀 ■サイズ:約 高21 cm 横 52cm 奥行46㎝ ■素材:木と鉄の金具 一つの時代の風を感じさせるアンティーク宝箱が登場しました。18-19世紀のスウェーデンで作られたです。深い緑色の木材と鉄の金具が、時代を感じさせる味わい深さを演出しています。 この宝箱は、古き良き時代の風情とユニークなデザインが特徴です。大小の引き出しや仕切りを備えており、さまざまな貴重品やお宝を収納することができます。一つ一つの部品にもこだわりがあり、細かな装飾や彫刻など、職人の技術が光ります。 使い込まれた風合いやキズ、色褪せなど、古い時代の証とも言えるダメージもありますが、それがこの宝箱の魅力でもあり、他にはない価値となっています。 アンティーク宝箱は、古き良き時代のエレガントさと暖かみを感じさせるインテリアアイテムです。お部屋のアクセントとして喜ばれる一品です。 一つ一つがユニークで、世界にひとつだけの存在です。この宝箱が持つ風格と歴史的な価値に触れながら、あなただけの特別な場所を演出してください。心躍るような旅の思い出や、大切な宝物を収めることで、日常の中のワクワク感を引き出します。
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ノルウェーかスウェーデンの19世紀木のボール。GH029
¥27,000
デンマークで買い付けてた木のボール。多分ノルウェーかスウェーデンの19世紀の木の飲み物の器。赤色だと結婚式それか他の特別な時で使われたもの。人から人に器を回しながら共同で酒を飲まれたものだと思います。 ■国:スウェーデン/ノルウェー ■年代:19世紀 ■サイズ:約 Φ17-18㎝(まん丸ではない) 口部分内寸 Φ9-9.5㎝
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デンマーク ミッドセンチュリー 木製船 模型 GH008
¥25,000
エレガントなデンマークのミッドセンチュリーデザインを象徴する、美しい木製の船模型です。職人の手による精巧な造りと、上質な素材が融合し、歴史と芸術を感じさせる一品です。 この模型は、約高さ56.3cm、横幅42.6cm、奥行き12.5cmと、存在感のあるサイズで、お部屋のインテリアに独特の魅力を添えます。どの角度から見ても美しいディテールが楽しめ、まさにコレクターズアイテムとして相応しい逸品です。 ぜひ、この一品をお手に取って、デンマークのミッドセンチュリーの魅力をご堪能ください。 ■国:デンマーク ■年代:ミッドセンチュリー ■サイズ:約 高 56.3cm 横 42.6cm 奥行 12.5cm ■素材:木 ■状態:帆は汚れている。
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木のモルタル、アフリカ
¥18,000
■産地:アフリカ大陸 ■サイズ:約 高 19cm 上Φ19.5cm 底面Φ15cm ■素材:木 ■状態:ひびあり
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19世紀末スウェーデンの化粧台
¥12,600
30%OFF
30%OFF
■国:スウェーデン ■年代:19世紀末 ■サイズ:約 高35 cm 横27.5 cm 奥行13cm ■素材:木 ■状態:いくつか直してあるところあります。
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19世紀スウェーデン産 希少な木製ボウル
¥32,000
時代を超えた温もりを纏う、19世紀スウェーデンの木製ボウル。 足踏み式のろくろを用いて丁寧に削り出されたボウルは、世界に一つだけの一点ものです。 真鍮の糸で修復された罅は、歴史の証人として静かに語りかけます。 伝統的な銅がはいている塗料で深みのある赤色に染め上げられ、高級感溢れる仕上がりとなっています。経年による褪色や傷もまた、このボウルの魅力の一つと言えるでしょう。 19世紀という長い歴史を刻んできたこのボウルは、単なる食器以上の価値を持つ、まさにアンティークコレクションのワンランク上のアイテムです。歴史と伝統、そして職人の技が融合した、希少価値の高い逸品をお探しの方におすすめです。 ■国:スウェーデン ■年代:19世紀 ■サイズ:約 Φ22.5-23.8cm 高さ7.9-8.4cm ■素材:木材 ■状態:罅の直し、キズ、汚れあり。写真をご確認ください。
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18世紀スウェーデン、時を超えた温もりを纏う木製ボウル
¥28,800
18世紀スウェーデンにタイムスリップしたかのような、古き良き時代の温もりを纏う木製ボウル。 足踏み式のろくろを用いて、職人たちが丁寧に削り出したボウルは、世界に一つだけの一点ものです。 直径約15.5cmの薄手で軽いボウルは、使い込むほどに味わい深くなります。 外側は深い赤色から茶色へと変化した色合いは、時間の経過を感じさせます。 内側は明るいオレンジ色だった面は、伝統的な銅の色合いを帯び、年月を重ねた深みのある表情を演出しています。 食卓に彩りを添えるだけでなく、インテリアとしてもおすすめです。 歴史と物語を湛える一品 250年以上の時を経て受け継がれてきたこのボウルは、単なる道具以上の価値を持ちます。スウェーデンの歴史と伝統を感じられる一品として、食卓やインテリアに彩りを添えてください。 アンティーク愛好家必見の逸品 スウェーデンアンティーク、そして木製ボウルの美しさに興味のある方におすすめです。アンティークコレクションの目玉として、また大切な方への贈り物として、末永くご愛顧いただけますと幸いです。 ■国:スウェーデン ■年代:18世紀 ■サイズ:約 Φ15.5㎝ 高さ5.8-6.2㎝ ■素材:木製 ■状態:キズ、汚れあり。写真をご確認ください。
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Svenskt Glas 1954
¥6,000
Nationalmuseetの展覧会「Svenskt Glas 1954」の表紙は、スウェーデンの芸術家Bertil Kumlienによるものです。この小さな本は54ページにわたり、当時の主要なガラス工房とデザイナーの作品を紹介しています。Hugo GehlinやArthur Percy(グラルスクルフ・ガラス工房)、Vicke LindstrandやElis Berg(コスタ・ガラス工房)、Erik Höglund(ボダ)、Gunnar NylundやGerda Strömberg(ストロンベリスヒッタン)、Monica Bratt(レイミュレ・ガラス工房)、Bengt Orup(ヨハンスフォース・ガラス工房)、Bengt Edenfalk(スクルフ・ガラス工房)、Nils Landberg、Ingeborg Lundin、Sven Palmqvist、Edvin Öhrström(オレフォス・ガラス工房)といった著名なデザイナーたちの作品が掲載されています。 言語|スウェーデン語,英語 作|Otte Sköld 写真| 作品|svenskt glas 1954 サイズ|210×135×3mm 製本|ソフトカバー ページ|54 作品数|76 発行|1954 出版|Nationalmuseet
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アンティークバンド織機、スウェーデン
¥68,000
スウェーデン19世紀のバンド織機。 ■国:スウェーデン ■年代:19世紀 ■サイズ:約 高 34.5cm 横 76㎝ 底面 奥行 27㎝ ■状態:時間の傷がいい味をだしている。
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北欧民具 アイロン 砧 馬オブジェ 19世紀 デンマーク
¥70,000
細かい彫刻が施された厚みのある板。馬の彫刻の持ち手がついていて、ずっしりとした重みがあります。デンマークで手に入れたこの板はシーツなどを伸ばすときに使用したアイロン(砧)のようなものだと聞きました。布の上に棒を置き、その棒を板で転がすようにして全体のシワを伸ばしたとのこと。(棒の太さや長さは不明ですが、写真最後のような感じです)持ち手は馬、全体にチップカービングで細かい模様が付けられています。裏面上部に小さなヒートン金具があり、壁面に掛けて飾ることもできます。北欧の民具をお楽しみください。 ■国:デンマーク ■年代:19世紀 ■サイズ:約 横16cm 高62.3cm ■状態:良い状態です。
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木の道具箱19世紀スウェーデン
¥50
SOLD OUT
高4.8cm 横33,5cm 奥行13,5cm 箱の中は大体 高1,5cm + 1,5cm 横30,5cm 奥行11,5cm
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フィリピンの「聖ロクス」(聖ロック)の聖人像。
¥50
SOLD OUT
フィリピンの「聖ロクス」(聖ロック)の聖人像。 犬の守護聖人であり、疫病や流行病に対して祈願される聖人です。 ■国:フィリピン ■年代:19世紀 ■サイズ:約 高さ38㎝ 横幅13.5㎝ 奥行12㎝ ■素材:木製 ■状態:経年によるキズや擦れ、汚れはあります、足欠けあり、手に直し
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Ingegerd Ramanインゲヤード・ローマン写真集
¥10,000
SOLD OUT
スウェーデンを代表するセラミック・ガラスアーティスト、インゲヤード・ローマンの珠玉の一冊をご紹介します。この美しいアートブックは、彼女の繊細かつ洗練された作品を余すところなく収めた、まるで一幅の絵巻物のような写真集です。 ハードカバーの堅牢さに包まれ、その上を覆うトレーシングペーパーカバーは、作品の透明感と儚さを巧みに演出しています。ページをめくるたびに現れるローマンの芸術は、シンプルでありながらも深い感動を呼び起こし、見る者を優美な世界へと誘います。 彼女の手によって生み出されるガラスや陶器の作品は、北欧の自然と調和し、静けさと静謐を感じさせます。その透明な美しさと形の完璧さは、まるで自然そのもののように心を穏やかにします。 この本は、単なる写真集にとどまらず、ローマンの創造の旅路を辿る一冊です。彼女の作品を通じて、スウェーデンの風土と文化、そして彼女自身の内なる探求を感じ取ることができるでしょう。 ぜひ手に取って、この美しい芸術の世界を味わってみてください。インゲヤード・ローマンの作品に込められた思いと、その一つ一つの作品が語りかける物語を、心ゆくまで堪能していただければ幸いです。 言語|スウェーデン語 作|Lena From 写真|Pål Allan and Nicho Södling 作品|Ingegerd Raman サイズ|255×220×30mm 製本|ハードカバー + トレーシングペーパーカバー ページ|240 発行|2005 出版|Bokförlaget Langenskiöld ISBN|9197299278